ストレッチの効果は?
更新日:2021年1月26日
縮こまった筋肉を伸ばす事でそこへ血液が流れ込みますので、まず血流が良くなります
何度か繰り返すうちに、収縮し凝り固まった筋肉は伸びる事を覚え、柔軟になっていきます
筋肉が柔軟になると、伸ばした筋肉が作用している関節の可動域が広くなります
関節の可動域が広くなると怪我をし難くなります
筋肉が柔軟になれば過度な緊張が緩和されるので心身のリラックス効果もあります
ここで大切なのは筋肉を伸ばしゼロポジションへ戻し「ここまで伸びるんだ」という事をカラダに覚えさせる事です
それが最大のストレッチ効果に結びつきます
一度伸びるとそれが心地よいのでカラダは覚えていくはずです
そう、カラダは覚える事ができます
脳までフィードバックしなくても、カラダが覚えるのです
例えば、自転車に乗る時もそうです
子供の頃に何度も転んで乗れるようになると、大人になっても乗れますね
脳で覚えなくてもハンドルを握り、ペダルを漕ぎながらバランスを取る事をカラダが記憶できるのです
さらに、人間は楽な事を覚えていきます
筋肉が伸ばされ気持ち良く楽になれば、自然に楽な方へと流されていきます
ただ残念な事に、これまでに長い間、筋肉を硬くしてきた悪い癖がある場合、一度伸ばされた筋肉はまたしばらくして硬くなってしまいます
繰り返し柔軟な状態へ戻してあげる事で、良い癖をカラダに覚えさせる事が重要です。
ヨガやピラティスのように繰り返し行う事が理想的です
